美味しい熟成ビワの葉茶の作り方



ビワの葉茶の歴史
日本では、約1300年前から「ビワの葉療法」が行われてきました。
ビワの葉茶は、江戸時代から庶民に広がるようになり、ビワの葉と一緒に薬草を煎じた「枇杷葉湯」(びわようとう)が親しまれるようになりました。この「枇杷葉湯」は、夏の暑さをしのぎ、疲れた身体を癒やす効果があるとして広まりました。
ビワの葉茶の効果・効能
ビワの葉の成分は、オレアノール酸・ウルソール酸・サポニン・タンニン・クエン酸・ブドウ糖・果糖・マルトーズ・酒石酸などが含まれています。
上記の成分からビワの葉茶には、
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
- 殺菌作用
- 抗アレルギー作用
- 腸内整腸作用
- 抗酸化作用
- 疲労回復
- 肝臓病予防
- エネルギー補給
- 動脈硬化予防
などの効果が期待できます。

利尿効果があるので、むくみを改善!腸内を整え、美人度アップ!ノンカフェインですので、小さいお子さまも安心してお飲みいただけます。
美味しい熟成ビワの葉茶の作り方
Step1
葉は大きくてゴワゴワと固い、深緑の葉を選びます
Step2
葉の裏の汚れや繊毛(うぶ毛)をタワシできれいに洗い流します
Step3
大まかな水気を切ったら、はさみで1センチ幅に切ります

茎を入れると味に深みがでます。除けばサッパリ味に仕上がります
Step4
洗濯ネットやザルに広げ、直射日光をさけた風通しが良い場所に置き、1週間ほど熟成させます。その間、乾燥しやすくするため1日に1回混ぜてください。パリパリと水分がなくなったらOKの目安です。

時期や気候によって熟成期間は変わります。カビが生えないよう注意してください。
Step5
葉を大きな鍋に入れ、から煎りします

焦げやすいので、弱火で時間をかけて煎ります。軍手をして、揉み込みながら煎ると良いですよ。
Step6
少し青みが残るぐらい煎ったら完成!茶袋に4gほど入れて保管すると使いやすいですよ
Step7
ヤカンにお水を入れて、茶袋を1袋入れます。グツグツと煮立って、きれいな飴色になったら完成!茶袋を入れたまま、あら熱をとると、ビワの葉エキスがたっぷりと抽出されます。
冷蔵庫に保管して、2日ぐらいで飲みきってください。
ビワの葉茶のアレンジレシピ
ビワの葉茶とルイボスティーブレンド
さくら整体のお客さまが考案してくださったレシピです。煮出したビワの葉茶とルイボスティーを半々にブレンドしました。
【飲んだ感想】
「ビワの葉茶だけ、ルイボスティーだけの単独茶より、マイルドな味わいです。お互いの癖を良い感じに消すけれど、香りはどちらの香りもしっかりしています。ミルクのかわりに豆乳を入れてもおいしいですよ」
ルイボスティーの効果・効能
- 活性酸素除去作用
- 血圧を下げる働き
- 代謝アップ
- むくみ解消、便秘解消
- リラックス効果
- アレルギーの緩和
ビワの葉茶とコーヒーブレンド

スタッフ荻野が愛飲しているお手軽レシピです。インスタントコーヒーを、煮だしたビワの葉茶で溶かします。
【飲んだ感想】
「コーヒーの味の深みと、ビワの葉茶の深みがマッチして味に奥深さが出ておいしいです」

お好みのハーブティーやコーヒー、紅茶とブレンドしてあなただけのスペシャルティーをお楽しみください。