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がん治療のお客様との体験談➁~ビワ葉温灸の当て方~

ごらんいただきありがとうございます。さくら整体の荻野です。

 

施術をさせていただく会話の中で、お客様から『幸せに生きるための真髄』を教えていただく事がたくさんあります。

 

私の中だけで留めておくのは本当にもったいない!今、現在、お悩みを抱えている方に届けられたら心が少しでも軽くなるのではないか…と思い、お客様に了承を得て、発信させていただくことになりました。

 

発信する内容は、『想い』や『生き方』になるので、『こうすれば病気が良くなります』というものではありません。

 

内容や写真も事前にお客様にご確認いただいて発信しております。

 

どうか、届いてほしい方へ届きますように。

 

ビワ葉温灸の当て方

前回の記事はこちらから。

 

S様がビワ葉温灸を当てられたのは4月12日からなので、当て始めてもう少しで5か月が経過しようとしています。

気管支に出来た腫瘍の成長スピードを遅らせることを第1目標として、抗がん剤治療を受けながらビワ葉温灸を当ててくださっています。

 

最初にビワ葉温灸を当て始めて目に見える変化を感じたのは、当て始めて1か月後あたり、血液検査での腎臓の数値でした。

S様は、抗がん剤を始めてから6年を迎えます。腎機能の検査でクレアチニンの数値が基準値ギリギリのラインを超えたり超えなかったりしていたのが、基準値内でおさまるようにようになって数値に余裕が出たそう!

そして腫瘍を切除した左足の血行が良くなって、「血が通っている」と温かさを感じるようになったそうです!

 

そんなS様が普段、どのようにビワ葉温灸を当てていらっしゃるのか、ご紹介します。

 

まずS様から、「どんなふうに当てたらいいですか?」とご質問がありました。「当てるからには、効率良く、効果を実感できるように当てたい」との思いを伝えてくださいました。

 

実はこれが凄く大切で、ビワ葉温灸は何となく当てると本当にもったいないんです!

 

「当てたい箇所を、カセットの範囲内に当てる」ことが重要です。

 

黒いキャップの内側に見えているのがカセットで、この中に今からお話する、基本の5つのつぼ、腫瘍部分が入るように当ててください。

そうしないと、ビワの種、エキス、もぐさが当てたいところにダイレクトに当たりません!

 

 そして、改善を図るには、その部位だけではなく、全身の気血の流れを良くする必要があります。

ビワ葉温灸を当てる際に、まず5つの基本のつぼに当て、全身の血流を良くし、準備運動をしてから、腫瘍などの当てたい場所に当ててもらいます。

 

詳しくは別記事に『基本の5つのつぼの当て方』を書いていますので、ご確認ください。

 

S様は朝と晩に2時間ずつビワ葉温灸を当ててくださっています。

まずは『中』の温度設定で基本の5つのつぼを30分ほど当てます。それから『弱』に切り替え、気管支の胸側と背中側から挟むように当てます。

 

背中側を当てる際には、背板を使います。

 

なぜ『弱』に切り替えるかというと、腫瘍部分にはじっくりと時間をかけて熱とビワ葉エキスを浸透させたいからです。

逆に5つの基本のつぼには時間短縮のために『中』で当てています。特に足の『湧泉のつぼ』はなかなか温まらないので、『強』でもかまいませんが、膝裏の委中(いちゅう)は皮膚が薄い場所なので火傷しないようご注意ください。

 

そして次は、私が最も大切だと思うことをお伝えします。

 

病気の場所を知る

 がん患者さまは、なかなかお医者様に「自分の腫瘍がどこにあるのかをピンポイントで教えてください」と聞けない方が多いです…。

 

その根底にある思いは、きっと、

「先生の治療とは別に、ビワ葉温灸を当てていると知られたら先生の気を悪くしてしまうのではないか」

「治療の妨げになると思われるのではないか」

「先生に質問すると、なんでそんな質問をするんですか?と聞かれたりして、反応が怖い」

などなど、様々だと思います。

 

S様は高校3年生の時に発症。小児病棟で治療をされていたので、小児病棟の先生方は、親御さんが積極的に質問をされる機会が多く、質問されるのに慣れているとおっしゃていました。

 

な…なるほど!!

 

一般病棟になると、先生に遠慮してしまって、先生自身も質問される側に慣れていないのかもしれません…。

 

S様は長年の信頼関係を結んでいる先生に、「気管支のどの部分になりますか?」とたずね、先生がチェックマークを付けてくださったんです!

 

気管支というと、胸のイメージがありましたが、腫瘍は背中側に近いほうにあるとのことでした。

これだけの情報があると、当て方が格段に変わります!

 

気管支にビワ葉温灸を当て始めて、3回の抗がん剤治療のあとの検査で、なんと増大していた腫瘍の大きさが止まり、その後、様々な変化もありましたが現在は経過も安定しているそうです。

 

これには、先生も驚いたそうです。

 

自分自身でお手当てが出来る喜び

ビワ葉温灸は、『腫瘍そのものを治す』といったら語弊があります。本来の目的は、『自分が本来持っている自己治癒力を上げる』ものです。

 

ですので、どうか、ご病気やケガでビワ葉温灸を当てる際には、先生方に遠慮せずに、ちゃんと『自分の身体を知る・自分でお手当てをする』意識を持っていただきたいのです!

 

そうすることで、今まで受け身でしか出来なかった治療に、自らの治癒するチカラが加わります。

現在、腫瘍やご病気をお持ちのお方はぜひ担当医に『場所』を的確に教えてもらい、その場所にビワ葉温灸のカセットが当たるように使用してみてください。

 

あなた様の、心と身体の健やかさをお祈りしております。

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